ジムニーカスタムの醍醐味 JB23のマフラーを交換しよう(カスタム初級)

 

JAOS BATTLEZ EX TYPE ZS

JB23のジムニーのマフラー交換は初心者でも慎重にやれば簡単です。(JA11やJB64でも簡単なのかな?)

サウンドも見た目もフィーリングも大きく変わるので、カスタムの第一歩としてもお勧めです(^_^)

もともとジムニーは車高が高いので、ジャッキアップしないでも潜り込んでマフラーを交換することができます。

マフラー交換のメリット

マフラー交換のメリットはやはりサウンドでしょうか。ジムニーはターボで高回転なので、バイクのように面白いサウンドを楽しむことができます。

僕自身JB23の初期型から、7〜8本くらいマフラーを交換してきました。燃費の面では何を選んでもさほど変わりは無いように思えました。

僕の中で1つだけ確かなことがあるとすれば、安いマフラーはやめたほうが良いですね!

安いマフラーはだんだん音が大きくなってきて、非常に不快なサウンドに変わっていきます(笑)

安すぎて錆びて穴が開いたマフラーもありました。

実際に経年劣化で音量が上がり、車検が通らないこともあるので注意が必要です。(新品時は通る音量)

若い頃は大きな音が好きでしたが、40歳を過ぎてからは静かなマフラーが好きですね。

ここで「それじゃあ交換する意味はあるのだろうか?」と思われそうですが大いにあります。

静かで低音が心地良いJAOS

やはり音質です。

僕は音質を追求しているのですが、音量が静かで音質の良いマフラーはやはりそれなりに値段がすることに気付きました。

ステンレスの素材や厚みや仕上げなど、メーカーによってこだわりが違うので好みの音質を探すのが楽しいです。

ジムニーはエンジンがもともとゾワゾワうるさいので、マフラー選びは慎重に行いたいところですね。

マフラー交換の2つのデメリット

デメリットは…

①音が大きくて近所迷惑ですね(笑)

やはり小排気量&高回転なのでアイドリングですらうるさいです…

↑こちらはアピオのJB23用【静香御前マフラー】
全域でパワーアップを体感できましたが、思いのほか音量が大きく…住宅街では気になるレベルでした。

②パワーバランスの崩れ

極端に抜けの良いマフラーを選ぶとトルクを失います。ここぞと言う時にパワーが出ない、坂道を登るのがきつい、音がでかい割に進まない等でしょうか。

マフラー交換はノーマルのバランスを崩すので、トータルでチューニングをしないとマフラー単品でのパワーアップは望めません。

※後は音が大きいとジムニーは煽られたりします。
トラブルを避けるために僕は静かでいたい派です。(希ですけどね)

実際にマフラーを交換しよう

では交換していきます。車のマフラーは意外にも…

実はぶら下がっているだけなので簡単に外れます。

ジャッキアップしないでも潜り込めますが、カースロープやブロックの上に乗せるとかなり楽です!

あるとないとでは結構作業のしやすさや作業時間の短縮になるので一台持っておきましょう。


JB23の場合は中央フランジと(センターパイプがある場合)タイコ付近のフランジ、吊りゴムで引っかかっているだけです。

下に段ボールや毛布をひいて落下の際傷つかないように気をつけてください。

もちろん自分の顔に落としたら大怪我するので注意してくださいね!

マフラー脱着注意点

高熱になって冷える箇所なので、ボルトが固着しています。

ちゃんとしたメガネレンチやスパナを揃えて、くれぐれも車載工具などで挑まないようにしましょう。(ボルトの頭を痛めます)

ボルトの頭を痛めると、初心者は自分で外せないのでショップでの修理となってしまう可能性があります。

高校生の頃、工具をケチって何度もボルトをダメにして…結局修理費が良い工具を揃えられる出費になっているという事態。

コスパの面でもKTC(京都機械工具)は非常におすすめです。


僕は18歳の時に「品質が値段をはるかに凌駕している」と整備士の方に教えてもらい、20年以上愛用しています(^_^)

局所的に見ると値段は高いですが長期的には安い買い物ですね。20年選手ですから!

ボルトを外して吊りゴムを外す

マフラー交換の順番はこんな感じです。

①ボルトを全て緩める
②吊りゴムを外す(落下注意)
③逆の手順で取り付ける

ラスペネを噴いてボルトを全て緩めましょう。ラスペネは一本あると車にもバイクにも使えます。錆びたネジに浸透して、カキっと緩めやすいですね。僕は整備にはラスペネを習慣づけています。(ボルトを緩めたら拭き取る)


あとは吊りゴムで止まっているので、プライヤーで外しましょう。

専用の吊りゴム外しがありますが、一般の家庭には必要ないと思います(‘ω’)

落下に注意ですよ。

慎重に知恵の輪のように外していけば大丈夫です。

マフラー取り付け



あとは逆の順序で取り付けていきます。

大体マフラーを購入すると新品のガスケットが付いてくるので新品に変えましょう。

エキパイ自体にバリが残っていたり、ガスケットも鋭利なので作業手袋をした方が良いですね。

ボルトのかじり(焼き付き)防止の為に僕はスレッドコンパウンドを使用しています。


こちらはあっても無くても良いですが、繁栄にマフラーを付け替えたい方やボルトが外れないなどの修理費を回避したい方はとてもおすすめです。

一本持っておけば一般の方なら10年くらい持ちます笑

豊かなカーライフを実現するためにはケミカル類には投資していきたいですね!

各部、仮止めをしてボディに干渉しないことを確認して、本締めに入ります。

エンジンをかける

お疲れ様でした(^_^)

「APIOの静香御前マフラー。最高速までの伸びが良い。社内には心地良い低音が響くが窓を開けると少しうるさい…」

エンジンをかけてサウンドを楽しむ…前に!各部の廃棄漏れが無いか、熱くなる前に手で確認してください。

廃棄漏れがあるとパワーが100%引き出せなくなるので、完璧な組み付けが大切です。

「現在はJAOSのマフラーに落ち着いています。静音タイプでトルクも太く音は静か」

無事に取り付けられましたか?

ジムニーは交換が簡単なのでいくつもマフラー持っていても楽しいですね。気分で交換したいのでガレージに5,6本飾るのが僕の夢です笑

動画派の方はYouTubeをご覧ください↓

ジムニーJB23のおすすめマフラーまとめ(ノーマルバンパー対応品)

僕の今装着しているJAOSのマフラーは廃盤なので、他にお勧めマフラーを載せておきます。

僕のJB23のコンセプト、ノーマルスタイルを守りながらプチカスタムを実現するためのノーマルバンパー対応品です。



「APIO静香御前マフラー・・・豊かな低音と加速感を味わうならこちら。別売りのガーニッシュをつける事によってノーマルバンパーを貫通するHOTな仕様になります。ぜひ動画で音質をご確認ください」

「フジツボオーソライズK・・・エクストレイルにはフジツボを選びました。質感の高さと燃費向上が見込めます。JB23用は知人が付けていますが良いマフラーですね」


「モンスタースポーツ TYPE Sp-Xマフラー・・・こちらも非常に質感が高い。スズキのチューニングメーカーだけあってやはりマフラーはお見事です。吹け上がりとサウンドは今付けているJAOSと似ています。音も見た目もジェントルです。」
 


 「MRS製 ステンレスリアマフラー タイプ3・・・リーズナブルで人気の高いMRSです。周りに結構取り付けている方います。音も少し大きく感じますが、煩くはなかったですね」


「柿本改 ( KAKIMOTO ) マフラー【 Class KR 】・・・ノーマルルックの中で特に見た目に個性が現れるのが柿本ですね。テールエンドの焼き色がカッコいい!付けている方お会いした事ないので音は分かりませんが数値上は煩くなく良い感じです」

あわせて取り付けたいエアクリーナー

一緒に取り付けたい三種の神器。

❶エアクリーナー
❷マフラーアース
❸アドパワー
取り付けた方が、ノーマルとの違いを確実に体感できると思います!

※【悲報】アドパワーは効果の無い商品でした
マフラーアースもちょっと微妙ですね

マフラーのパワーを引き出すならエアクリーナーは必須です。


とにかく交換するだけで後はコンピューターが燃調してくれますのでボルトオンです。
良い時代になりましたね(‘ω’)

ジムニーをチューニングすると沼にハマっていきますが、マフラーとエアクリーナー&その他くらいならお手軽なチューンナップでカーライフが楽しくなると思います。

ぜひご自身でベストなマフラーを見つけてみてください!



コメント

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