
JB23のジムニーのマフラー交換は初心者でも慎重にやれば簡単です。サウンドも見た目もフィーリングも大きく変わるので、カスタムの第一歩としてもお勧めです。もともとジムニーは車高が高いので、ジャッキアップしないでも潜り込んでマフラーを交換することができます。ただカースロープがあれば今後も楽なので持っておくと良いですね(のちほど登場)
マフラー交換のメリット

マフラー交換のメリットはやはりサウンドでしょうか。ジムニーはターボで高回転なので、バイクのように面白いサウンドを楽しむことができます。僕自身JB23の初期型から、7〜8本くらいマフラーを交換してきました。(令和8年にまたJB23を買い直して+2本追加です)燃費の面では何を選んでもさほど変わりは無いように思えました。

僕の中で1つだけ確かなことがあるとすれば、安いマフラーはやめたほうが良い。
安いマフラーはだんだん音が大きくなってきて、非常に不快なサウンドに変わっていきます。安すぎて錆びて穴が開いたマフラーもありました。実際に経年劣化で音量が上がり、車検が通らないこともあるので注意が必要です。(新品時は通る音量)
若い頃はお金もかけられず、大きな音が好きなので安物しか手を出せませんでしたが、40歳を過ぎてからは静かなマフラーが好きですね。ここで「それじゃあ交換する意味はあるのだろうか?」と思われそうですが大いにあります。

静かで低音が心地良いJAOS
音質と排気効率
僕は常に音質を追求しているのですが、音量が静かで音質の良いマフラーはやはりそれなりに値段がすることに気付きました。ステンレスの素材や厚み、構造や仕上げなど、メーカーによってこだわりが違うので好みの音質を探すのが楽しいです。ジムニーはエンジンがもともとゾワゾワうるさいので、マフラー選びは慎重に行いたいところですね。
排気効率は各メーカーによって色々と考えられています。有名メーカーでもマフラーはOEM、専門業者に委託して作っているところがほとんどです。そのくらいマフラーの世界は奥深く、面白いパーツです。自分のスタイルに合うマフラーを見つけていくのもジムニーカスタムの楽しみ方ですね。
マフラー交換の2つのデメリット
デメリット①
音が大きくて近所迷惑です
やはり小排気量&高回転なのでアイドリングですらちょっとうるさいです。660ccのバイクみたいなイメージです。
↑こちらはアピオのJB23用【静香御前マフラー】全域でパワーアップを体感できました。音質も最高。自分の主観ですが、思いのほか音量が大きく感じました。早朝の住宅街ではちょっと気になるレベルでした。
デメリット②
パワーバランスの崩れ
極端に抜けの良いマフラーを選ぶとトルクを失います。ここぞと言う時にパワーが出ない、坂道を登るのがきつい、音がでかい割に進まない等でしょうか。マフラー交換はノーマルのバランスを崩すので、トータルでチューニングをしないとマフラー単品でのパワーアップは望めません。(稀にコンピュータが燃調を決めてくれてパワーが上がることがあります)
番外編
※後は音が大きいとジムニーは結構煽られたりします。トラブルを避けるために僕は静かでいたい派です。
実際にマフラーを交換しよう
では交換していきます。車のマフラーは意外にも…

実はぶら下がっているだけなので簡単に外れます。ジャッキアップしないでも潜り込めますが、カースロープやブロックの上に乗せるとかなり楽です。※ブロックは危険なのでおすすめしません

あるとないとでは結構作業のしやすさや作業時間の短縮になるので一台持っておきましょう。
JB23の場合は中央フランジと(センターパイプがある場合)タイコ付近のフランジ、吊りゴムで引っかかっているだけです。下に段ボールや毛布をひいて落下の際傷つかないように気をつけてください。※もちろん自分の顔に落としたら大怪我するので注意してくださいね。
マフラー脱着注意点

高熱になって冷える箇所なので、ボルトが固着しています。ちゃんとしたメガネレンチやスパナを揃えて、くれぐれも車載工具などで挑まないようにしましょう。(ボルトの頭を痛めます)
ボルトの頭を痛めると、初心者は自分で外せないのでショップでの高額修理となってしまう可能性があります。高校生の頃、工具をケチって何度もボルトをダメにして、結局修理費合計が良い工具を揃えられる出費になっているという事態。
KTC(京都機械工具)は非常におすすめです。
僕は18歳の時に「品質が値段をはるかに凌駕している」と整備士の方に教えてもらい、28年以上KTCを愛用しています。局所的に見ると値段は高いですが、長期的にはものすごい安い買い物。28年選手です。
KTCとまでは行きませんが、アストロプロダクツのツールセットも品質が良いです。素人の自宅ガレージならこのセットだけで良い。(もっと早く出会いたかった)
ボルトを外して吊りゴムを外す
JB23のマフラーを外す順番はこんな感じです。

- フランジのボルトにラスペネを吹く
マフラー周りは高温と冷却を繰り返すので、ボルトが固着しやすい場所です。僕は作業前にラスペネを吹いて、少し時間を置くのを習慣にしています。錆びたボルトでもかなり緩めやすくなります。
- フランジのボルトを全部緩める
いきなり1本だけ完全に外さず、まず全体を少しずつ緩めます。固い場合は無理に回さず、もう一度ラスペネを吹いて待ちます。 - マフラーを手で支えながらボルトを外す
ボルトを完全に外すと、マフラーは吊りゴムだけでぶら下がった状態になります。顔の真上で作業しないように注意してください。 - 吊りゴムを外す
プライヤーなどを使って、マフラー側のステーを吊りゴムから抜きます。専用工具もありますが、個人でたまに交換する程度なら必須ではありません。少しずつ向きを変えながら、知恵の輪のように外せば大丈夫です。 - 残りの吊りゴムも同じように外す
マフラー本体を支えながら、順番に外していきます。最後の1か所を外した瞬間に落ちてこないよう注意してください。 - 車体からマフラーを抜き取る
すべて外れたら、ボディや足回りにぶつけないよう向きを変えながら車体下から抜きます。下に段ボールや毛布を敷いておくと傷防止になります。
マフラー取り付け

取り付けは基本的に逆の手順ですが、いきなり本締めしないのがポイントです。
- 古いガスケットを外して新品に交換する
マフラーに新品ガスケットが付属している場合は必ず交換します。エキパイやガスケットの縁は鋭いことがあるので、作業手袋をしておいた方が安全です。 - 新しいマフラーを吊りゴムに掛ける
まずマフラー本体を吊りゴムに掛け、車体にぶら下がる状態にします。 - フランジを合わせてボルトを仮止めする
この段階では締め切りません。全体が動かせる程度にしておきます。 - ボルトにスレッドコンパウンドを使う
僕はマフラーボルトのかじり・焼き付き防止にスレッドコンパウンドを使っています。頻繁にマフラーを交換する人はもちろん、次に外す時の固着対策としても一本あると便利です。(一本あれば10年以上持ちます)
- マフラー全体の位置を調整する
出口の位置、バンパーとの隙間、ボディや足回りへの干渉がないか確認します。 - 問題がなければ本締めする
各部の位置が決まってから、最後にボルトを本締めします。

いかがでしょうか。慣れてくると30分で終わります。これが整備を頼むと工賃が5,000円〜10,000円かかります。この過程が楽しめるようになると、カーライフがますます充実しますね。
エンジンをかける
「APIOの静香御前マフラー。最高速までの伸びが良い。車内には心地良い低音が響くが窓を開けるとさらに最高」
エンジンをかけてサウンドを楽しむ…前に、各部の排気漏れが無いか、熱くなる前に手で確認してください。排気漏れがあるとパワーが100%引き出せなくなるので、完璧な組み付けが大切です。
「JAOSのマフラーは廃盤品。静音タイプでトルクも太く音は静か」
無事に取り付けられましたか?ジムニーは交換が簡単なのでいくつもマフラー持っていても楽しいですね。気分で交換したいのでガレージに5,6本飾るのが僕の夢です。YouTubeでも取り付け方を載せています。
+あわせて取り付けたいエアクリーナー

吸排気のバランスまで整えるなら、エアクリーナーも一緒に見直したいところです。僕は色々試しましたが4,000円〜5,000円のものならどれを選んでもあまり変わらない印象です。好みのものを選んでみてください。※令和8年現在、僕のJB23(10型)にはモンスターのTYPE Sp-Xを付けていますので、エアクリーナーもモンスター製です。
とにかく交換するだけで後はコンピューターが燃調してくれますのでボルトオンです。
ジムニーをチューニングすると沼にハマっていきますが、マフラーとエアクリーナー&その他くらいならお手軽なチューンナップでカーライフが楽しくなると思います。ぜひご自身でベストなマフラーを見つけてみてください。![]()
現在のJB23で実際に使っているパーツや道具をまとめています。

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