
純正スプリンガースティードをヤフオクでゲット
レアな上級モデル・スティードVLSをご存知ですか?
VLS「Vツイン、ローダウン、スプリンガー」の略らしい。

令和では希少車種で、ヤフオクで破格で売られていたので衝動買いしてしまったのだ。最近では価格は抑えられているが、国産アメリカンの程度の良いものは今後値上がりする傾向にあるだろう。
スティードマニアとしてはこのスプリンガースティードは避けて通れない。僕も20代の頃、所有をしていました。
※ネットで調べればわかる情報をここでたくさん書くつもりはないです。実際にネットに出てるデメリットとかでも実際所有したことがない人が書いている嘘は多い。メーカーが発表してても、実際にそうは思わないことも多い。
僕が自分で乗って感じたこと、発見したことをここに記します。
VLXとVLSの違い・特徴
一応VLXと何が違うか一覧表にしておきます。
VLS⇄VLX
※比べるVLXは後期です(1998年〜)
・フロントフォークがスプリンガー式(VLXはテレスコピック式)
・フロントタイヤが21インチ(VLXは19インチ)
・フロントタイヤ幅が90mm(VLXは100mm)
・タンクがフランジレス構造(VLXはフランジあり)
・タンク容量が1.3L少ない9.7L(VLXは11L)
・シート高が20mm低い650mm(VLXは670mm)
・ホイールベースが20mm長い1,620mm(VLXは1,600mm)
・全長が25mm長い2,335mm(VLXは2,310mm)
・車両重量が8kg重い223kg(VLXは215kg)
・最小回転半径が200mm大きい3.3m(VLXは3.1m)
・トレールが28mm短い136mm(VLXは164mm)
・発売時価格が6万円高い64万9,000円(VLXは58万9,000円・ともに税抜)

細かいところが結構違う
数値上ではこのような違いですが、2台乗り比べてみるとまるでキャラクターが違うのが面白いです。VLXは600ccなのでエンジンの乗り味は比較にならないですが、跨った感じとか外装の細かいところとかで後期スティードの進化が感じられますね。
スティードにただスプリンガーフォークをつけただけではない

アップハンドルとシーシーバー、ケンテックマフラー付き
結論から言って、ただスティードVLXにスプリンガーフォークがついただけの車両ではないと言う事。フレームもネックの部分が強化されているし、スティードの歴史の後半部分の車両なので、進化した部分もコストカットされた部分も多い。
ただこのスティードVLSは「面白い」に尽きる。
VLXは600ccなので、排気量的な乗り味はまるで違うけど、バイクとしての個性の違いは明確。

走行距離51,732km
まず止まらないフロントブレーキ
「ん?」
そうなんです。VLXと比べるとよくわかるんですが、やはりスプリンガーの構造上ブレーキはあんまり止まらないです。十分と言えば十分ですが、やはりクラシカルな機構なので、効きが甘いです。これはもうしょうがないと思います。忖度なしで言うとカブと同じブレーキフィーリングです。

ブレーキは甘い
このスタイルを2000年超えてから出したHONDAの変態性を評価したいですね。HONDAは個人的にSUZUKIより変態だと思っています。令和にこれは絶対出せないです(笑)
低いシート高はロー&ロングのスタイルを打ち出してくれる

女性でも安心のシート高
足付きがやったらいいなと思ったら、20mmほど低いみたいですね。2cm低いとかなり低く感じます。足付きは女性でもベタベタですので、立ちゴケの心配も減るでしょうね。
逆に取り回しは重心が低いので、またがったままなら安心ですが、横に立って押して回ると少しコツが入ります。
純正スプリンガーフォークの造形美に癒される
ずっと見ていられるものはありますよね。40代になると、花や植物や骨董品やアンティーク。その歴史的な背景から、心を奪われるものが若い時から変化していくように思います。

建築物のようなスプリンガーフォーク
スプリンガーフォークも、本当にクラシックなものは凄みがありますけれども、このように現代に蘇らせたリプロダクトスプリンガーフォークもなかなか粋です。
これがまた軽量化を図るためにアルミの鍛造が使われたり、ダイキャスト構造が使われたり、このスティードのためだけに、わざわざ新規に生産したというのがマジで頭おかしいです(笑)

溶接跡がないフランジレスタンクも頭がおかしい
VLSとVLXはどちらを購入するべきか?

程度のいいノーマルを見つけたら是非
もう見た目で選んでいいと思います。
ただ走行性能は、VLXの方が高いです。この走行性能はエンジンの特性とか言う意味合いではなく、全体的なバランスで、ちゃんと走ってちゃんと止まるのは、圧倒的にVLXの方だと思います。
リセールのほうは圧倒的にVLSです。販売台数も少なく、もうノーマルの綺麗な車体があまり残っていないので大切に乗れば、需要と供給の観点から、資産価値が大幅に落ちる事は無いのではないかと予想します。
まあ、バイク全体に言えることですが車と違い、バイクのリセールを考えて購入するのはちょっとナンセンスなんじゃないかなと僕は思っています。
車と違ってバイクは不便ですからね。得られるものや目的がまるで違います。ただの移動手段で使うのであれば、雨の日でもストレスなく乗れる車の方が優れてるわけで。
でも、バイク乗りだけが知っているあの感覚。どこにでも行けるような馬を手に入れたあの感覚。リセールや資産価値を考えて購入すると、お金を担保できるかもしれないけれど、何かを失ってしまう。

5速高回転型の400も楽しい
世の中は隠と陽でできていますので、自然の摂理で両方は手に入りません。どのバイクでどんな景色が見たいか?が重要だと思います。
ぜひ、自分自身のバイクのスタイルで、もう直感で(笑)好きな方を選んでみてください!
最後まで読んでいただきありがとうございました。

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