
STEED600 VLX 1991年式
もう正直、バイクに乗る気はなかった
昔、大きな事故を起こしてからバイクに乗ることを封印していました。まぁ250ccくらいならいいだろうと思って、エストレヤを中古でいただいたり。ただ、古いキャブ車なので出発したい時にすんなり出発できない日もある。そこで新しいダックス125を購入して、しばらく乗っていました。

すごく良いバイクでしたよ。
おもちゃとしては小回りが効いて、本当に楽しいバイクです。ただ、こちらは福岡の田舎。果てしない直線が多いんですよね。
もう少し排気量が欲しいなと感じていたタイミングで引っ越すことになり、一緒に連れて行くか悩んだ末に、売却してしまいました。
約30年ぶりに思い出したスティード600

親父も77歳になり、少しずつ年老いていく中で、ふと昔のことを思い出しました。多分、親父が母親と結婚してから初めて買ったバイク。それがスティード600でした。
僕が小学6年生の頃。おとなしかった親父が突然デカいバイクを買ってきた。子供ながらにかなり衝撃でした。僕は神奈川県出身なので、近場なら成瀬や町田。遠いところでは江ノ島や箱根まで、後ろに乗せてもらいました。あの頃の記憶は今でもかなり鮮明です。
そしてふと、
「親父が生きているうちに、今度は僕の後ろに乗せて少し走れたらいいな」と思ったんですよね。そんなタイミングで、奇跡的な出会いがありました。
ジモティーを開いたらスティード600がいた
何となく予感がしてジモティーを開いたところ、スティード600がありえない価格で出品されていました。

「ふーん……」くらいで見ていたんですが、よく見ると福岡市早良区。
近いな。
さらに出品から30分ほどで70いいね超え。しかもフルノーマル。1991年式、走行36,000km、車検あり。これはやばい。
→音速で購入しました。
400ではなく600にこだわった理由

令和の今見てもカッケー
理由は単純で、僕には400と600がかなり違うバイクに感じるからです。スティード600は4速のワイドレシオ。低回転から太いトルクが出て、独特の乗り味があります。

その後、SRX、ドゥカティ、SR500、ロイヤルエンフィールド535などにも乗りましたが、スティード600の感覚はかなり独特でした。
速さというより、低い回転からドンと出る力。あの感じをもう一度味わいたかったんです。

コレ。
高校卒業後くらいには、親父がスプリンガーフォークのスティードVLSへ乗り換えました。見た目はかなり格好良かった。ただ、600を知っていた僕には乗り味が少し物足りなく感じました。もちろん「600こそ本物」みたいな話ではありません。400には400の良さがあります。
ただ僕自身が、昔の記憶も含めて600に強く惹かれていたというだけです。

600ccはエンジンの刻印でも確認できます
手に入れたスティード600の状態

よーく見ると結構ボロいが…
STEED600 VLX。1991年式、走行36,000km。雨ざらしだった期間があるのか、フルノーマルのまま普通に30年以上古くなったような状態でした。逆に言えば、変にカスタムされていない。純正ボルトがそのまま残り、しっかり固着している箇所も多い。僕にはそこも魅力でした。
中古スティードを見る時に確認したところ
購入後、プロの方から教えてもらったのがハンドルロック周辺です。

フレーム側のこの部分。大きく変形していたり、修正した跡がある場合は、過去に強い衝撃を受けている可能性も考えられます。中古の古いバイクは見た目だけでは分からない部分も多いので、心配ならショップにも見てもらった方が安心です。
36,000kmのスティード600はまだ走れるのか

購入時の走行距離は36,496km。古いバイクではありますが、僕はまだまだ走れると思って購入しました。もちろん走行距離だけで車両の状態は判断できません。メンテナンス履歴や保管状態の方が大事です。

400がかなり売れた車種なので、中古部品は今でも比較的見つけやすいです。600とはエンジンなど異なる部分もありますが、外装や車体まわりには共通する部品もあります。30年以上前のバイクとしては、まだ維持しやすい方だと感じています。
古いスティードを自分好みに仕上げていく

大好きなスティードの純正キー
この車両は、ここから少しずつ手を入れていきます。僕が好きなのはヴィンテージボバー。チョッパー、ボバー、フリスコなど、スティードは今でも色々なスタイルに変えられます。中古市場を見ても、きちんと作り込まれたカスタム車が高値で販売されていることがあります。ただ、僕自身は売るためだけに作るつもりはありません。
好きなものを付けて、乗って、また直す。その結果として価値が残れば、それくらいがちょうど良いと思っています。
まずマフラーから

スティードを手に入れて、やはり最初に気になったのはマフラーです。600らしい太い音は残しつつ、ただ爆音にするのではなく音質を作りたい。実際に何本か購入して試し、最終的にはケンテックの極太フレアカット2in1に落ち着きました。

さらに深いスティードの話
なぜここまでスティードに思い入れがあるのか。親父との記憶も含めて、もう少し深いところはこちらに書いています。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

ガレージで仕事をしています。
バイクを直したり、作ったりしている様子はInstagramで。
https://www.instagram.com/tsumabare_steed/


コメント
こんにちはブログ読ませて頂きました。
実は私も狙っていた車体でしたw
現在VSEでオールドスクールスタイルで乗ってます
やっぱり600と400ってトルクが変わるんですね。
こんにちは!読んでいただきありがとうございます。
オールドスクールいいですね^ ^
600は4速でかなりトルクが太いですね。
独特の乗り味だと思います。。