
ハンドル交換って意外と難しいんですよね。いや、作業自体は簡単なんです。ただ、奥が深い。
前にもどこかでお伝えしましたが、プロと素人の差は細かい部分です。コンプリート車両がなぜ高いかと言うと、細かい部分にプロになるために費やした時間も含めて膨大な時間がかかっているので、SRでも最近150万超える車両があります。意味がわかんない人にとっては、自分の主観で捉えているので、おそらく一生意味がわかんないでしょうね。
自分でバイクを深く考える、いじるようになって、その意味がようやくわかるようになってきました。

スティード400/600共通・簡単なハンドル交換法
今回は比較的簡単にできる方法を記しておきたいと思います。
結論から言って、
ハンドルポスト6インチ×ドラッグバー
です。

ハリケーン製ハンドルポストとドラッグバー
これがスタイル的にもノーマルを崩さずクールに決まるんですよ。
・サイズほぼ一緒なんで構造変更しなくていい
・サイズほぼ一緒なんでケーブル類交換不要
・サイズほぼ一緒なのに軽く前傾でやる気が出る(バイクに乗ってるぞという感じが出ます)
この交換ができてから、プルバックやワイドハンドル、エイプハンガーに挑戦するのも良いかもしれませんね。僕も数々失敗してきてるので、段階は大事かなと(笑)
※尚、ケーブルやスイッチ類の延長が必要になると、お金もものすごくかかります。わざわざこのためだけにブレーキのエア抜きツールも買わないといけません。
まずはスイッチ類を全て外す

※タンクに傷をつけないように大きめのタオルをひいてください。
※左グリップ、左右スイッチボックス、クラッチレバーホルダー、フロントブレーキのマスターシリンダーを外す。
※その前に各部分の写真を撮っておきましょう(どう戻すかわからなくならないようにするためです)

プラスドライバー(2番)でスイッチ下のビスを外します。ここがまず第一の難関です。
25年以上前のバイクなので、1度も外されてない場合はかなりの確率で固着しています。僕はラスペネを噴いて手動のインパクトドライバーで外しました。
ここでまず10人中3人ぐらいはネジ舐めて離脱します。何とか乗り越えてください。

左のグリップは隙間にブレーキ&パーツクリーナーを吹きかけてぐいぐいやれば外れます。接着剤がついてますが、溶けていくので比較的外れやすいと思います。

右スイッチボックスとスロットルを外すのは第二の難関です。ワイヤーが抜けないので、タンク左下のキャブ側を外します。
プラスドライバーでステーごと外すとワイヤーが抜けやすいです。
※写真撮るの忘れましたがステーを外して根気よくやれば知恵の輪のように外れます

このワイヤー2本を止めているステーをプラスドライバーで外す
【第三の難関】ハンドルが外れない
トップブリッジ裏側の固定ナットを外して、ハンドルを抜くんですがこれがなかなか外れないと言う口コミが多いですね。

全然外れますが…
ただ、僕はスティード4台乗り継いできましたが、外れなかった事は1度もなくこの口コミは信じていません。
ラスペネを吹いてしばらく置く。プラスチックハンマーでコンコンコンと叩くとカキっと外れます。力が入れやすい部分なので、どうとでもなると思うんですが、なぜ皆さんは外れないのか不明です。
ハンドル関係はハリケーン製を愛する理由

ハリケーンの6インチハンドルポストの品質は群を抜いてます。メッキの質、重さ、精度。トップブリッジの上にあるだけで造形美というか、存在感がすごいですね。さらにハリケーンの場合はスティード用の取り付けスペーサーも最初からついてきます。別売りのハンドルポストも多いので注意しましょう。
そこに合わせるドラッグバーも同じくハリケーン製を使います。ハリケーン製が初心者にお勧めの理由が2つあって、スイッチボックスを固定する穴が最初から開いていることです。

社外のハンドルに交換すると、スイッチボックスに突起が出ているので、穴を自分で開けなくてはいけません。高校生の頃は電動ドリルなんて持っているわけもなく、これはかなり苦労しました。(近所の鉄工所で開けてもらえましたが)
ハリケーン製は最初から空いている親切設計なので、非常に楽です。
豆知識:純正グリップは現在プレミア価格

純正グリップは絶対にカッターで切って外さないでください。これは僕も失敗したんですが、結構今高いです。
ヤフオクでも中古で左右で10,000円とかします。
という事はこれからどんどん数も減っていき、値上がっていくと言うことなので、必ずそのまま使うか別で大切に取っておきましょう。
逆の手順で組みつけて完成

後は外したのと逆の手順で取り付けていきます。サイズも変わらないので、比較的簡単に元に戻せるはずです。一応迷子にならないように最初のほうに写真を撮っておくことをお勧めしました。
ノーマルは万人に受ける姿勢・カスタムで自分のポジションに

ハンドルポスト6インチとドラッグバースタイルは軽く前傾になるので「バイク運転してるわー」と言う感じになります。
ノーマルとあまり変わらないのですが、数センチ前傾になるだけでまるで違うバイクに乗ってる印象です。
皆さんは身長も手の長さもそれぞれ違うと思うので、ポストを4インチにするのか、8インチにするのか、2インチにして少しプルバックさせるのか。いろいろ探求できる楽しみがあると思います。
僕の場合はカブが激しいチョッパーでエイプハンガーにしてあるため、スティードは落ち着くカスタムで進んでいます。

自分だけの良いポジションに巡り会うことを願っています。

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